ミカミケイマです。
外国人の訪日が過去最高を記録するなど、年を追うごとに様変わりしていく日本。日本人が観光で宿が取れないという現実も。
そんな現実の中で、お気軽にお泊りはできないものか?という疑問の答えに”車中泊”があります。
車中泊とは読んで字のごとく車の中で寝ること、泊まることです。
このサイトではごく普通の乗用車でお気軽に車中泊をするには何が必要なのか、を検証します。
実際に信州の蔦木宿という道の駅で車中泊をした経験も踏まえて記事にしていますので参考になれば幸いです。
夏に必要な車中泊グッズとおすすめの場所
それでは具体的に車中泊の必要グッズやおすすめの場所を考察していきます。
最初に車中泊に適した場所ですが、こちらは夏ということを考慮しますと道の駅、公園、キャンプ場、サービスエリアなど。
場所には事欠きませんね。
満天の星空を眺めながら眠りにつく、あっ、これは車外に出る必要がありますね。真夏の熱帯夜に野外で星空を眺めながら眠りにつくというのも風情があるものです。
わたしの経験では、春に信州蔦木宿という長野県富士見町、国道20号線、甲州街道沿いにある道の駅で車中泊をしたのですが、やはり星空が最高に綺麗であったことを思い出します。
気温的には信州ということもあり、3度位という過酷な条件でしたが。
それでも車窓から視る宇宙はそのことを忘れるくらいに魅力的でありました。
それから、余談ですが信州蔦木宿には温泉施設が併設されています。つたの湯と呼ばれる源泉かけ流しの天然温泉です。
八ヶ岳という3000M近い火山がある地らしく、温泉施設は富士見町と隣接する山梨県北杜市、長野県茅野市、諏訪市、下諏訪町、岡谷市にもあるそうです。
さて、そのつたの湯ですが、露天風呂がとても心地が良く景観も最高でした。夜に入ったのですが、星空を眺めながらの入浴というのは非常に風流でありました。
未知の世界と心地よい湯で満たされましたね。
では次に、夏の車中泊で必要なグッズについて考えて見ましょう。
一番最初に思いつくのは寝具ですね。いわば寝袋です。ですが夏という事情を考慮しますとタオルケットが一枚あれば大丈夫だと思います。
わたしは春の車中泊で信州の3度という気温の中でタオルケット1枚でしたが、寒くてエンジンを切れずに過ごしました。
ヒーターを入れていないと寒さで凍えて寝れない状態でしたから。命の危険性とまでは言いませんが、寒くて寝られないという状態は非常に切ないものです。
ですが、夏ならばその心配はありません。タオルケット1枚で快適に寝れると思います。
次に、ウエットティッシュですね。これはあまり気づかないグッズなのですが何かと重宝します。と、いいますのもトイレもない、お風呂もない、という状況は車中泊ならば当然想定される事態です。
そのような時に便利なのがウエットティシュなのです。お風呂に入れない状態でもカラダを拭くという行為だけで多少はさっぱりするものです。
男だけならば河原で洗体みたいなこともありえますが、女性はそうはいきません。女性にも強い味方となります。
そして、お風呂グッズですね。
車中泊ということで、機動性はとても高い訳ですから、その土地の温泉や入浴施設に入ることが可能です。
ですから、車中泊の前に入浴と食事は済ませてしまうのが賢い方法です。
次に、夏ということで虫除けのスプレーやかゆみ止めは必須でしょうね。蚊の出現は間違いないでしょうし。
冬に必要な車中泊グッズとおすすめの場所
続いて冬の車中泊です。
最初におすすめの場所ですが、ズバリ温泉施設の併設している道の駅やその周辺です。これはもう間違いなくそういうことです。
なぜかといえば、カラダを温めることが可能だから。ただそれだけです。身も蓋も無いのですが、氷点下何度という状態で車中泊を行うのですから、少しでもカラダを温められるという心理的な安定が必要です。
本当に寒さは睡眠の妨げです。3度という気温でも寒くて寝れない経験を持つわたしが言うのですから間違いはありませんw
そんなことも考慮しておすすめは信州蔦木宿、つたの湯のある道の駅です。と、いいますかここしか知らないのですw
次に必要なグッスです。
冬ということで、寝袋は絶地的に必要です。しかも、ある程度値が張っても温かいという評判のものを買うほうが良いでしょう。
なぜなら、寒くて寝れないからですw
ネット通販のアマゾンや楽天、YAHOOで検索しますと、1000円台から1万円位のものまで幅広くあります。そして見るべきは耐寒気温です。
できればー25度まで耐えるもの。値段的に5000円がマックスならー15度まで耐えられるものが購入できます。
羽毛が入ったマミータイプが暖かそうです。
最近の寝袋は相当に性能が良さそうですね。あれなら寒い冬も安心できそうです。
次の必需品はガスコンロとヤカンです。
なぜかといえば、温かい味噌汁やカップ麺が食べられるから。それだけです。
冬はとにもかくにも暖かさがKEYですから、四の五の言わずにガスコンロとヤカンを持って出かけましょう。きっと重宝しますよ。
ちなみに電気式のポット類は信頼性が低くあまりおすすめできません。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
車中泊したくなりましたか?
車中泊は何度でもする方と、一度経験してもうしたくないという感じで、極端な結果になることが多いですね。
女性よりは男性が、更に若い人より年配の方のほうが多いという統計もあります。そのあたりの深いことはわかりませんが。
ひとつ言えるのは節約志向や災害が増えていることによる危機意識から、アウトドアへの関心が高まっているということです。
日本という災害大国ではいつ自らに襲いかかるかわかりません。8割くらいの確率で何かしらの災害と向き合うことになるでしょうね。
そんな国に生活している我々は、アウトドアやサバイバルの一環として、日常とはかけ離れた生活体験をしておく必要性が高まっていることに気づかないといけません。
車中泊というのもそんな非日常を体験できるものです。お手軽ですし、いざとなれば宿泊施設へすぐ移動も可能です。
そんなお手軽さが受けているのか道の駅では今夜も車中泊らしき車が停まっています。
皆さん、良い車中泊をお過ごしくださいね。