室内メダカの飼育実践記

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室内のメダカの飼育を決めてから、本やネットで情報を集めました。

それによると、水はカルキ抜きをした水道水。ろ過装置を付ける。ライトで13時間は照らす。水換えは頻繁にする。エサはあげすぎない。病気になったら塩水に入れる。

など、上記のような内容を鵜呑みにして室内メダカの飼育が始まりました。

一週間経たずにお亡くなりに

水作のメダカ飼育セットを専門店(熱帯魚が専門)で購入しました。メダカは繁殖も考慮してオスが2匹のメスが3匹の計5匹。

それから、たくさんの水草も購入して賑やかな水槽に。

最初の頃はスイスイ泳ぐメダカたち。可愛くて仕方がありません。

しかし、3日ほど経過した頃、1匹が弱々しくなり始めました。水作のろ過装置の上でぐったりとしています。

そして、ネットで検索しますと塩水に入れると良いとのこと。

そこで、家庭用の塩を水に溶かしてメダカを入れてあげました。

結果…2日ほどでお亡くなりに。

短命のお亡くなりが続く…

なぜ?

という思いが決しないまま、バタバタとお亡くなりになるメダカたち…

庭の墓標が増すばかり。

原因がわからずも、忙しさの中で時は過ぎ去るばかり。

いつしか一月もしない間に5匹ともお亡くなりに…

お亡くなりの原因は?

ここまで短命でお亡くなりになるメダカたちに罪の意識が植えつけられていきます。

メダカには環境を変える術はありません。

飼い主の環境整備が全てです。

そう考えると切なさと情けなさがこみ上げてきます。

流れを変えたメダカ飼いの一言

いたたまれない気持ちを抱えたまま、メダカのいない水槽を眺めると涙が出そうです。元気に泳いでいたメダカの残像が浮かびます。

そんな中、ある知人と会話しているときにメダカの話になりました。

すると、その知人のメダカはすでに3ヶ月も時を同じくしているとのこと。

まさに晴天の霹靂です。

そこで、飼育環境を尋ねるといくつもの違いが明らかになりました。

水道水はカルキ抜きをしない

最初に驚いたのは、水道水をカルキ抜きして使用していない、ということでした。あらゆる書籍にも、そしてネットの情報でもカルキ抜きを使用しています。

さらに、メダカを販売している店舗も、ホームセンターにもカルキ抜きは売られていています。メダカ用と記入されているものが。

ですが、その知人はカルキ抜きは使用したことが無いそうです。そして、3ヶ月も元気に生きているという現実。

ろ過装置は使用していない

次に、驚いたのはろ過装置を使用していないという事実でした。

ろ過装置にしても、あらゆる書籍やネットでは必須のアイテムのように謳われています。

しかし、知人いわく、購入した際にはろ過装置は必要ないと言われた、とのこと。

ろ過装置は無くても3ヶ月生きている現実。

これが全て。

自然に近い飼育方法

知人の話を聞いてみると、メダカを購入した店舗では、水を毎日替えること、エサはあげすぎないこと。

という、2つのことだけ言われて、それを実践してきたとのこと。

その結果が我が家の3倍という生命の維持を実現していたわけです。

改めて考えてみると、自然に近い飼育方法と言えますね。

水の流れで水質が安定し、あるだけのエサを食べて生きていく。

まとめ

知人の話を聞いてからと言うもの、我が家のメダカも無事2ヶ月目に突入することができました。

過去に犠牲になったメダカさんには申し訳ない気持ちでいっぱいです。

その悔しさと切なさをバネにメダカの飼育に勤しむ覚悟です。

 

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